| ミスター・レッズであり、ドイツの英雄である。 その2段タックルと呼ばれたクリーンで奥の深いタックルを得意としたが、 惜しむらくはレッズにその技を伝授していただきたかった。
また、空中戦での迫力は空前絶後。 一度清水エスパルスに所属していたブラジル代表のロナウドという ロボコップのような強靭DFと直接対決したのを生で見たことがあるのだが、超絶であった。 ロナウドがまともに吹っ飛ばされて、痛みにうずくまっていたのである。 恐ろしい光景だった。
その後、ワールドカップ最終予選の会場で会った事がある。 群衆の中から、肩あたりまで突き出た巨漢が歩いてきたので、誰もが気が付いた。 握手してもらったら、手を握りつぶされそうになった。 試合開始まで不安で一杯だった私だが、 「そうだブッフバルトだって応援してくれているんだ」と思ったら勝てそうな気がした。 そんな存在感を持っている人だった。 |
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