直筆サイン資産
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ロブ・ドプソン



この間、新横浜にクレインズ戦を見に行ったときに、
初めてゴール裏の審判席の隣で試合を見た。
ドプソンの目線を体感したいと思ったのだ。
彼こそが日本リーグ最高のゴーリーである。

ロブは、相当気持ち的に熱いものを持っているようで、その存在感たるや他を寄せ付けない。
試合開始直前の一種の孤高感さえ感じられるコンセントレーションの儀式。
ど迫力のセービング。試合終了後に他の選手を迎えるその台地のような大きさ。
それでいて、客席に小さな子供を見つけると、とても人懐こい笑顔で微笑みかける。
まるでこのチームの、いや、このリーグの「父親」のようにさえ見える。

興奮して紅潮するマスクの下の顔はまさに、
白人の選手の持つ独特のかっこ良さ「赤鬼」である。
意外と乾燥しているリンクでは、ゴーリーはまめに水分補給を取るのだが、
その時に火照った顔に水までかけていた。

ひょっとしたら花粉症なだけだったりして?

因みに、試合後、新横浜ラーメン博物館でラーメンを食って帰ろうとしたら、
新横浜駅前でどこかに帰ろうとしているドプソンに遭遇。
その時にサインをいただいたのだが、
花粉症でグランドコートに帽子にマスクという怪しいいでたちの私は
どう思われたのかは不明である。