ユニフォーム資産
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日光アイスバックス 2001-2002 2nd(使用後)



3/9、3/10の二日間、恒例の「集結最終戦」がサントリー東伏見アイスアリーナで行われた。

この二日間は、ちょっとしたお祭りのようになる。
アイスアリーナ前の広場には特設売店が設置され、
日本リーグ6チームやのNHLグッズが販売される。

出店も出る。たこ焼き、タイ料理、スブラキ、それに、インド料理。
目の前で作られる焼きたてナンで食べるチキンカレーは、それだけでもう楽しみだ。

そんな中、朝11時から始まって一日3試合。
二日間で全部で18時間にも及ぶ、パーティが開かれるのだ。
そして、試合の合間のインターバル中には、
試合を終えたばかりの選手たちがサイン会まで開いてくれる。

アリーナからはスタンプさえ押してもらえば出入りは自由。
疲れたら外に出てひなたぼっこしていてもいい。ビールを飲んでいてもいい。
中にはベンチで思いきり昼寝をしている人もいる。

朝起きられなくて、第一試合に遅刻して到着すると、
駅で、次の試合に出る選手と一緒になったりもするのだ。

試合の合間に眠気覚ましに出てみると、
さっきまで怒涛のぶつかり合いをしていた選手たちが、
出店のカレーを食っていたりもする。

飾らない、気楽で素敵なパーティなのだ。

そして全チーム選手が集合して行われる表彰式が終わると、
ファンは氷上に入って、自由に全選手と触れ合うことができる。

選手はみんなユニフォームを着てスケート靴を履いているので、
顔をしっかり覚えていなくても心配することはない。

間近で見る選手の大きさ、普段はヘルメットで見えにくい素顔、
驚くほどボロボロになっている、試合の壮絶さを物語るユニフォーム。
色々なチームの選手たちが入り乱れて、労い合っている光景もなかなかのものだ。
独特な思いが微かな感傷とともに、こみ上げてくるのだ。

そして、ついつい買ってしまった私のユニフォームは、こんな立派な不良資産になってしまった。
今年の全選手のサイン入りユニフォームは、もうパジャマとしては使えない(笑)。
2002/03/09-10