ユニフォーム資産
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東京2001ホーム


 01年、東京スタジアムという、我々の家に腰を落ち着けた東京の、心機一転ユニフォームである。
 私は、基本的にアディダスのユニフォームは好きなのだが、01年の日本代表のユニフォームはあまりぴんと来ない。
何となくシカゴ・ホワイトソックスがデザイン的に暴走していた時のような、サイバーデザインみたいな感じがする。
優雅でないのだ。

 しかし、このユニフォームはかっこいい。優雅である。
やはりクラシカルな雰囲気を持ったユニフォームがかっこいい。
今年、このユニフォームを見た時、「もう今年一年間は満足した」とさえ思った。

 だが、ここまでホームで勝てないと、取り消さざるを得ない。
しかも天皇杯では謎の2部チームに一方的に攻められて敗北するという、
屈辱の失態を演じた。まさに人生最大の生き恥だ。
さすがに頭に来たので、翌年の年間チケットは3ランク下げてやった。

もうこのユニフォームが縁起が悪いもののように感じ始めてしまった。

何と言うことだ。これこそ不良資産ではないか。
2001