直筆サイン資産
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李 咏眞




 その崔を取りに大分のスタッフが韓国に行った時、勝手についてきたらしい元韓国代表MF。

 襟を立ててプレイする彼は、完全に日本のサッカーを見下していた。JFL緒戦。
我らが東京の中盤を分断し、PK戦の末我らが東京を破った立て役者は、
最後のPKを蹴り込んだ後、わざわざ我々のゴール裏までやってきて最敬礼をして思いきり挑発して帰っていった。

 我々はもちろん盛大なブーイングで応えたが、「面白い奴がやってきたなぁ」と、むしろ喜んだ。
何人かの東京ファンは西が丘の出口で彼を待ったが、
それは取り囲んだりするためではなく、サインを貰うためだった。

 このくらいのゆとりが欲しいね。
自分たちのチームに誇りを持っていれば、負けた時に「挑発された」とかいって取り囲んだりはしないものなのさ。