JFL年表
第2回大会(1993)
JFL1部
○1位 フジタ→ベルマーレ平塚→Jリーグ昇格
○2位 ジュビロ磐田(←ヤマハ)→Jリーグ昇格
3位 東芝(川崎)
4位 大塚製薬(徳島)
○5位 柏レイソル(←日立)
6位 富士通(川崎)
7位 ヤンマー(大阪)
8位 東京ガス(東京)
9位 中央防犯(藤枝)
10位 京都サンガ(←京都紫光)
JFL2部
1位 本田技研工業(浜松)
2位 PJMフューチャーズ(浜松)
3位 NKK(川崎)→廃部
4位 コスモ石油(四日市)
5位 川崎製鉄(倉敷)
6位 トヨタ自動車東富士(富士)→廃部
7位 NTT関東(浦和)
8位 西濃運輸(大垣)→入替戦
9位 甲府(甲府)→トヨタ自動車東富士の脱退により、入替戦へ
10位 東邦チタニウム(茅ヶ崎)→地域リーグ降格
この年から、Jリーグに昇格できる条件を満たしたチーム(Jリーグ準会員;○印)が上位2チームに入ると、Jリーグに昇格できることになり、上位の対決は熾烈を極めた。また、2部の下位2チームが地域リーグに降格になり、残った16チームで、翌年からは総当たり2回戦という、年間をかけて争われる本格的リーグに発展することになったのである。
そして、この年は、ワールドカップ予選に中山・吉田と、ジュピロから二人選ばれていた関係で、予選前にリーグを終了させることに急遽変更。途中から壮絶な日程となった。
その煽りを食ったのが柏レイソル。リーグ前の韓国遠征で、日産から獲得したエースのレナト、そしてディフェンスの要である古屋の2人が大負傷して離脱。また、ジュビロとの直接対決で2試合ともPK負け、という壮絶な敗北を喫し、何と5位と低迷したのである。
そして、この立てなおしのために急遽ブラジル代表のカレッカを獲得。最後の望みをかけてナビスコカップを戦うことになった。
この年の得点王は、何と18試合20得点の東芝のバルデス。ロペス・中山を2位に押さえての価値ある得点王であった。アマラオは8得点。
この年から1部の中央防犯は、2トップの得点力はあったものの、9位と惨敗。そして、この年、中央防犯は大リストラを行って、翌年の躍進に繋げている。
2部では、注目の新興チーム、PJMフューチャーズが何と2位に着けた。
入れ替え戦では、西濃運輸がNEC山形を下し、甲府が日本電装を下した。
しかし、NKKの電撃廃部により、NEC山形と日本電装の間で敗者復活戦が実施され、NEC山形がJFL昇格を果たした。