JFL年表
第3回大会(1994)
○1位 セレッソ大阪(←ヤンマー)→Jリーグ昇格
○2位 柏レイソル→Jリーグ昇格
3位 藤枝ブルックス(←中央防犯)
4位 PJMフューチャーズ(浜松)
○5位 京都サンガ
6位 大塚製薬(徳島)
7位 東京ガス(東京)
8位 川崎製鉄(倉敷)
9位 本田技研(浜松)
10位 富士通(川崎)
11位 東芝(川崎)
12位 NTT関東(浦和)
13位 NEC山形(山形)
14位 甲府(甲府)
15位 コスモ石油(四日市)
16位 西濃運輸(大垣)
この年の激闘は、柏レイソルの悲願の昇格争い、という側面から比較的メディアに取り上げられていたので、多少知られることになった。
当初は柏レイソルと京都サンガの争いと見られていたリーグは、しかし、中央防犯改め藤枝ブルックス。そして、ウーゴ・マラドーナ(ディエゴ・マラドーナの弟)擁するPJMフューチャーズの新興2チームの進境が著しく、また、今年から準会員となったセレッソが予想以上の快進撃を果たし、柏レイソルは凄まじい戦いを余儀なくされた。
しかも舞台は満員のサッカー場。柏レイソルの受けたプレッシャーは想像を絶するものがあり、選手は次々と潰れていった。次々変わるスタメン。中には、自信を喪失して引退してしまった選手もいたほどであった。
しかし、シーズン途中で獲得した柱谷幸一、戸塚哲也と、カレッカのベテラントライアングルが終盤は美しいハーモニーを奏でた。そして直接対決での勝利により、ぎりぎりで2位浮上すると、最終節を0-1で辛くも勝利して、昇格を決めたのであった。早くまとめなきゃね。全然やってないね。
この年も得点王はバルデスで、30試合33得点。2位にはピッコリ。そして、関浩二の加入により相棒を得たアマラオもゴールを量産。20得点を挙げている。大塚製薬のワグネルも脅威となった。
また、この頃から、圧倒的な施設と環境に恵まれた大塚製薬・そして、環境は良くなかったが、ポリシーをしっかり持っていた東京ガスが、若手の育成を旗印に、力をつけ始めた。