JFL年表
新JFL第3回大会(2001)
J2

1位 大分トリニータ →J1降格
2位 セレッソ大阪 →J1降格
3位 アルビレックス新潟
4位 川崎フロンターレ
5位 湘南ベルマーレ
6位 大宮アルディージャ
7位 ヴァンフォーレ甲府
8位 アビスパ福岡
9位 サガン鳥栖
10位 水戸ホーリーホック
11位 モンテディオ山形
12位 横浜FC

新JFL

1位 Honda FC (浜松)
2位 佐川急便東京SC (東京)
3位 大塚製薬 (徳島)
4位 ソニー仙台(仙台)
5位 国士舘大学(町田)

6位 愛媛FC
7位 横河電機(武蔵野)
8位 YKK FC(富山)
9位 佐川急便大阪SC (大阪) 
10位 デンソー(刈谷)
11位 FC京都1993(京都)
12位 栃木SC(宇都宮)愛媛FC
13位 SC鳥取
14位 アローズ北陸(富山)
15位 静岡産業大学(磐田)→入替戦→佐川印刷SCと2分。PK戦の末敗北。→降格
16位 ジャトコ(富士)→入替戦→アイン食品に1勝1敗。PK戦の末勝利→残留
17位 アルエット熊本→自動降格
18位 プロフェソール宮崎→自動降格

 この年は、何とチーム数が18になってしまった。

 本田と大塚の壁があまりにも高く(よっぽどJ2のチームよりも強いという説もある)、J2のチーム数が増える気配がない、というか、昇格の基準がよくわからないため、結局こうなってしまうのだろう。

 そんな中で、このリーグは今までにない最も過酷なリーグとなった。翌年16チームに戻すことを前提としたため、何と下位2チームが自動降格。そして、更に2チームが入れ替え戦へ出場することになったのである。

 ところが、リーグ全体が停滞していたことと、ワールドカップで中断期間が発生するために、何と、ホームアンドアウェイの原則を崩して、1試合ずつのみ、計17試合リーグという、何とも言えぬゆるいリーグとなってしまったのであった。J1の最も悪いところを見事に踏襲してしまったね。

 おかげで、組み合わせによって圧倒的に有利不利が発生する上に、見たい試合が近くでやらなかったりするため、どういう風に観戦スケジュールを立てていいのか全然わからず、楽しみにしていたのにもかかわらず、結局私は1試合しか見に行けなかった。

 果たして盛り上がっていたのだろうか?

 私あたりでこうなのだから、一般人を引きこむのは絶望だったろうな。
 
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 一方、トップリーグJ2は、相変わらず盛り上がった。何しろ移籍が凄くて、全く前年の成績が参考にならないのである。

 
その中で明暗を分けたのが、新潟と山形。山形は、どちらかと言うと地域浸透と、観客レベル・地元マスコミのレベル向上という、哲学的な方向(間違っているとは思わないが)に向かってしまい、前年の3位からブービーにまで沈むまさかの凋落。

 一方、ワールドカップ効果もあって空前の盛り上がりを見せた地元の熱気を味方にした新潟は、相次ぐ引きぬきにもかかわらず、ちゃんとその穴を埋める選手が育ち、しぶとく首位戦線に食らいついたのである。恐るべし反町。しかしながら、終盤プレッシャーからか、何故か勝てなくなった新潟は3位に終わってしまう。

 一方、右肩上がりの状態でJ2に参加してきたセレッソは森島・西沢を代表に取られたり、等々力で川崎に病気を移されたり、色々な目にあったが、幸運な2位を確保した。

 結果的に抜きん出たのは、大分。効いたのはサンドロ・浮気という、元東京ガスの二人をボランチとセンターバックに補強し、中心部の守りを固めた点であろう。

 一方、相変わらず訳がわからなかったのが川崎。チームをがらりと変えたためか、またも序盤で低迷。しかしながら終盤に突如チーム力が上がり(というか、上位陣が舐めてかかってきたため?)、連勝街道を走り、危うく昇格しそうになってしまった。
 それにしても、等々力は、というか川崎は、盛り上りかかると、どうしてあの、なんて言うんだろうか? 微妙な方向に突っ走って行くのだろうか? やはり私はついて行けない。

 また、突如甲府が上位進出するなど、一気にチーム間格差が縮まっており、やっとリーグとして成熟を見せてきた感がある。このリーグを勝ち抜くのは、J1残留を果たすよりもはるかに困難なことを、J1のへぼチームはしっかりと認識すべきである。

 しかし、湘南が5位に入っていたんだ。知らなかった。私もJ1のへぼチームにすっかり染まってしまったということのだろうか?
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